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チルベント製作ならタカギスチールにお任せください!
ダイカスト事業部の猪飼です。
今回は、ダイカスト鋳造において品質に重大な影響を及ぼす重要な金型部品【チルベント】のご紹介です。
チルベント (Chill‐Vent)とは、アルミニウムやマグネシウムといった軽金属の成形部品を高圧ダイカスト( Die Cast )法で作るときに、金型の先端にはめて成形部品からガス抜き( Ventilation )をするために使用される冷し金( Chiller )の事です(分かりにくいですね。。。)。
チルベントの効果として・・・
■キャビティ(製品が形作られる穴の部分の事)内の有害ガスを排出し製品内のエアー巻き込み防止する
■鋳巣・気孔による製品内部のトラブルを解決し不良率の低減と後処理の工数低減
等が挙げられますが、使用する材質や形状は鋳造メーカー様ごとに違いがあり、何度も何度も試作を繰り返し、細部に拘ったうえで設計を決定しておられます。
愛知県瀬戸市にあります弊社内製工場では、チルベント含め製品形状を決定する一番重要な入子部品(分かりやすく言いますと鯛焼きを作るための型のイメージです)など、様々な機械加工部品を製作しております。
そこで、弊社のお客様より弊社内製工場に御注文を頂いておりますチルベントを、製造工程毎に写真でご覧頂こうと思います。
上記写真のチルベントですが、弊社お客様ではどの様に使用されているのか?
弊社お客様では「真空チルベント」として使用されています。
真空チルベントの構造ですが、略図を下記に示します。
チルベントの先にホースを繋ぎ、その先に真空装置を繋いでいます。
鋳造時に強制的にガスを吸い込む事で、通常の鋳造方法とは違い外観や内部品質を更に向上を実現させた工法で日々生産されています。
こちらの「真空チルベント」は年間で約80セット(形状&幅違いで3種有り)の御注文を頂いており、ジャストインタイムでお客様に納入出来る様、弊社で在庫管理しながらご対応させて頂いております。
ここで少し愛知県瀬戸市にある内製工場のご紹介を。
現在は従業員数4名、マシニングセンター3台の小さな工場ですが、少数精鋭で日々頑張っております。
「内製だけでは納期に間に合わない事がある」
「今の協力メーカーでは細かい打合せが困難・・・」
「追加工のみ、粗加工だけ(仕上げは内製)をお願いしたいのだけど請け負ってくれる先がなかなか無い」
「加工部品を在庫化して貰ってジャストインタイムで納入して欲しい」
等々のお困り事は、是非弊社内製工場にお任せください!
↓↓↓保有設備等の詳細は下記よりご覧ください!↓↓↓
瀬戸工場 | 試作から金型・治具・設備製作・量産 株式会社タカギスチール (takagi-steel.co.jp)
また、弊社内製工場で製作させて頂く【チルベント】【入子部品】と合わせて以前アップしました【ダイセット(2023年5月更新の記事はこちらから!⇒http://takagi-steel.co.jp/blog/other/262.html)】の合わせ技で〝高品質・低価格〟を実現致しますので是非ご相談お待ち申し上げます!!!
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ダイカスト事業への取り組み強化に伴い弊社ホームページに専用ページを開設中です。
御社のお困り事解決に繋がる一手になれば、との想いでご紹介させて頂きます。
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